泥沼の戦い

5年したら再婚しょうー
と云った一言がこれから起こる悲劇の引き金になった。
それほどその言葉は私には大きなものだった。
前にも書いたと思うが、当時の私は本当のダメ男だった。

彼女がいなければ、何もできなくなっていた。
惚れていたと云うのではない、簡単に云えば甘えっぱなしだった。
彼女はいつも私をサポートしてくれ、
私は彼女の手のひらの上で遊んでいたにすぎない。

そんな人が急にいなくなれば、大げさではあるが私は生きて行かれなかった。
養殖の魚を大海に逃したら死んでしまう様なものだった。


病院を退院後、あの家は売却し私はワンルームへ引越した。
今度は飛び蹴りのヒロコの代わりに元嫁が私の洗濯物を取りにきた。

店がしく手がりない時など手伝ってもらうなどまたてしまった。
離婚する前より私は元嫁意識するようになった。
ワンルームには子供と二人で来てくれ、子供とまた遊ぶことが出来た。

私は5年も待たず、今すぐにでもりたかったにいない。

そんな時、四国の叔父さんがくなった知らせが入った。
叔母
ちゃんの夫、すなわち私の実父である。

以前からと聞いていたが、叔母ちゃんの看護甲斐もなくかれた。
私は離婚の連絡もしていなくお葬式にも行けなかった。

私の肉親もこれで叔母ちゃん一人になってしまった。

でも今の私は子供にもまた逢えたし、元嫁もいたから耐えれた。

それに5年したらまた一緒になれる事を信じていた。

しかし人生と云う奴はそう甘くはなかった。

お金を持つと人間は変わるものである。

当時、バブルがはじける前だったので元嫁は大金を手にしてしまった。

あの家もマンションも全て高価で売却し、大金持ちになっていた。

金額は定かではないが、5・6 千万はくだらなかったと思う。

スナックをオープンし、ラウンジまで開業しようとしていた。

すると店にもワンルームにも来なくなりだし、態度も急変して行った。

5年後の約束などまったく知らない素振りで私を避けだした。

( いったいこれはどうなってんの〜)

と私は頭を傾げた。

状況が把握できない。

思い当たるもなくいただすも、

冷たい言葉しか返ってこない。

確かに何かが変わった。

元嫁はその時、若い男にのぼせ上がっていた。

そうなれば、私どころではなったはず。

そしてその男がやくざときたから元嫁は意気がってしまった。


そして発した言葉が私を怒らせる結果となった。


『 私はこれから店をだすからあなたの事などかまってられない

『 もう電話もしないでちょうだい!

わたしの邪魔もしないで〜 』

と強い言葉でてられた。

わずが私のポリシーだったが今回だけは違った。

自分をいたくなる位、変わってしまった。

げればいたくのが人間の本能かも知れない
私は理性さえも失いかけていた。

そしてこれから泥沼の戦いへと突入して行った。


私は絶望
の中をさい、
ワンルームの狭
い部屋で考えた事は、
子供とも切り離された屈辱一文字しかなかった。

そして元嫁が次に云った言葉が本当に致命傷となった。

そして私泥沼の奥へと堕ちて行ったのである。


○○組 若衆頭 ○○に元嫁はかれていたようである。

そしてこの若衆の口添えで今度の店がオープンするびとなった事を知った。

やくざがバックにいたせいだろうか、
元嫁の言葉や態度に横柄さが増して行った。

離婚後のあのしさはいったい何だったんでしょう。

人はこれほどまで変われるものかとほどのりようだった。

居酒屋も人手不足でめてしまい、
毎日酒を飲む日が続いた。

そして酒にった私は、遂に電話をしてしまった。

これは未練ものでもないと思う。

そして口から出たのは愚痴ばっかりだった。
未練たらしい男に私はなっていた。

そりゃー、元嫁にしたら嫌だったろう〜

これから自分にはバラ色の人生が始まるのに
こんな元亭主がいたのでは・・・

そして元嫁は、ついにキレた!

『 グチグチうてんとらんかったら〜きにしたら!』
私は一喝された。

その一言に私を舞上がり、り言葉にい言葉となった。

『 ひとを小馬鹿にしゃーがって、
もうせん〜 その店ぶっしてやる!!

豪語した。

しかし元嫁もけてない、
せるものならしてみたら!』
逆襲してきたのである。

そしてやくざ口調で
『そんなことしたら、どうなるか〜  わかってうてんのやなぁー』

『あとでエライ目にうでぇー』
とダメをされたのである。

もう怒りは
今まで生きてきた中でこれほど腹がたった記憶はない。

でもここまでらせた理由が他にもう一つあった。

それはワンルームに夜遅く元嫁はいに来た事であった。
私はよく寝込みを襲われた。

そんな事までしておきながら、結果がこれかよー
こんなてセリフがよく云えるもんだと発狂した。

私も勝手だが、元嫁はもっと勝手だとせなかった。

お金や物を持って行くならまだせるが、
私のプライドまで持って行かれたらそれはもう辛抱の限界だった。

彼女をし、自分ものうとまで考えた。
もう平常ではなかった。

酒ばかりらっていたせいもあるが、
考える事はそんな馬鹿な事ばかりだった。

『 つぶせるものなら、つぶしてみなー 』
その言葉が私の脳裏から消えることがなかった。

もうやるしかないと私は決断していた。

まるでテレビニュースに出てきそうな事を私は起こそうとしていた。

本当に恥ずかしい話しです。

男のメンツかプライドか分らないがホンマにくだらん話しです。

しかし私は実行してしまった。

つづく